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幸せのものさし

人は誰しも、

幸せか不幸せかと、

比べたがるものです。

 

果たして金持ちの方や、
有名な方が、

必ずしも幸せといえるのか、

と考えた事はありますか?

 

私がある病院の医療社会事業部に所属していた時に、

目の当たりに経験した哀しい話です。

 

日本でも三本の指に数える商社の、

営業部長になられた方の
お宅を訪ねた時に、

奥様は泣かれてしまいました。

 

そのかたは若い頃から優秀で、

慶應大学を優秀な成績で卒業され、
世界をまたにかけて活躍され
近く常務の役職を約束された

所謂、出来る人だったそうです。

 

しかし、ある日職場で倒れました。

脳硬塞のために退職をすることになりました。

その時、奥様は気づかれたそうです。

仕事は出来ても人望がなく、

役職を退いたなら誰一人訪ねて来ないばかりか、

会社も手の平を返した様に冷たかったそうです。

 

どうも 旦那さんが嫌われていた事と、

仕事の為に、人をかなり追い込んでいた事や、

頑固者で気にくわないと、

すぐ怒鳴る性格だったと、

会社の方から聞いたそうです。

家庭内でも仕事、仕事で奥様も辛い毎日だったそうです。

更にお子様に恵まれませんでした。

 

倒れた今も言うことを聞かないばかりか、
怒鳴るそうです。

 

離婚したい、別れたいと、

哀しそうに話された事を思い出します。

 

結局、奥様がパートに出て、
家にいる時間を短くしていると話していました。

 

時がたって気付いた事は、
何が幸せか不幸せか、

解らないと言っていたお顔が今も甦ります。

 

その後、
どうなったのだろうか。

本当にあった夫婦の話でした。
合掌礼拝


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